ところざわサクラタウンに行ってきました

ブログをご覧の皆様こんにちは!
先日、プレオープン中であった、ところざわサクラタウンに行ってきました。
※現在は、11/6(金)のグランドオープンに向けて全館休館しています。

ところざわサクラタウンとは、株式会社KADOKAWAと埼玉県所沢市が、「みどり・文化・産業」が調和する地域づくりを目指し、協働で進めているプロジェクトによって建設される巨大施設で、KADOKAWAにより建設・運営される製造・物流施設と、文化コンプレックスを中心に、ショップ、カフェ、イベントスペース、ホテル、オフィスなどを付加した集客性の高い施設です。

プレオープンとのことで、ほとんどの施設が準備中だったのですが、その中でも、さくらタウンの文化の発信拠点となる「角川武蔵野ミュージアム」にて、竣工企画展が開催されていました。
新国立競技場設計の隈研吾さんが設計され、隈研吾さん自ら、「新国立競技場が木の代表作であり、角川武蔵野ミュージアムが石の代表作である」と言われる建築物です。

「角川武蔵野ミュージアム」


住宅街を歩いていると、突如現れる高さ30メートルの巨大な石の建造物は、圧巻です。
コンクリートの高層ビルもすごいなあと思いますが、自然をそのまま切り出した岩の建築物は、大地の力強さを感じずにはいられない建築物でした。


外壁には、中国山東省の山から切り出した、1つおよそ50kg~70kgの花崗岩を約2万枚も使用し、61面の三角形の面を組み合わせた形で、石の総重量は約1200トンとのこと。
石の裏に鉄骨と鉄筋とコンクリートを駆使して、大地震にも耐えうる強固な構造体をつくり、この構造体を覆うようにして、石を固定するための、鉄の下地を組み、石が貼られているそうです。石をはる作業には、プラスマイナス1ミリ以下という極めて高い精度が求めるとのことで、本当に驚きでした。

外観からは、何階建てかは想像できませんが、5階建て、図書、美術、博物の複合施設となるそうです。プレオープンでは、この1階のグランドギャラリーと、マンガ・ラノベ図書館のみのオープンしていました。

 

「武蔵野坐令和神社」(むさしのにます うるわしき やまとの みやしろ)
通称:むさしの れいわ じんじゃ

ところざわサクラタウンの敷地内には神社もありました。
元号「令和」を考案されたと目されている、国文学者 中西進さんが命名し、クールジャパンをイメージしており、うるわしく輝く日本の文化が、ここ武蔵野の地から末永く発展していく事を願っている、とのこと
設計は隈研吾さん。ガラスとコンクリートで覆われた直線的な外観が特徴的です。

蔦の鳥居

数年後に蔦に覆われるとのことで、生い茂ったらどうなるのか楽しみです。

その他の施設はまだオープンしていなく、写真がないのですが、グランドオープンが楽しみです!また改めて訪れたいと思います。

なな