工夫2

みなさまこんにちは。
木村です。

突然ですが、大壁と真壁ということば、ご存知でしょうか。
真壁というのは昔ながらの日本家屋あるいは和室などで見られる壁のつくり方です。簡単に言いますと柱が室内に見えている状態です。

 

 大壁はその逆で柱が見えない作り方です。

弊社では、基本的に大壁で壁は作っております。それは壁の仕上げが連続していることで、壁面が広がって見えるという効果を狙ってのことです。上の写真は階段ですが、壁の仕上げが同じなため、圧迫感を感じづらくなっていますね。

ではどういうときに真壁にするのか、柱を見せるのか。
ちょっとスケッチをかいてみました。

そうです。大壁と真壁とでは、壁の厚みが違うのです。その差ナント最大20㎜。
たったの2センチかと思われるかもしれませんが、この2センチが大きいのです!トイレや廊下などでは2センチ広いかそうではないかでかなり印象が違ってきます。これホントです。
見学会などで実感していただけると良いかなと。
何でもかんでも真壁にはしませんので、必要な、あるいは可能なところでその効果を発揮させています。
何気ないところでの工夫がいっぱいつまっていますね。