屋根・外壁がメンテナンスフリー
夢のマイホームに入居して20年程経ちますと、多くの住宅で使っているスレート系の屋根材は防水塗膜が劣化し、そのままですと雨水が屋根の下地合板まで侵入してしまいます。
10年毎の塗り直しメンテナンスを怠ると、30年もすれば、屋根の構造材は腐り、総葺き替えが必要となります。出費は数百万円ともなりかねません。
ウッドシップでは50年・60年後も耐久性が保てる超高耐久フッ素ガルバリュームを採用しています。
金属素材の屋根は、仮に錆びたとしても穴が貫通するまで防水機能を保持することが出来ます。
生涯に渡って修繕費を掛けたくない方には最適の素材です。
ウッドシップの家の屋根は、リフォーム修繕の現場経験に基づいて、シンプルな片流れ形状を基本としています。屋根に降った雨は、どこにも淀むことなく自然に流れる片流れ形状は最も雨漏りしにくい形状であると言えます。
更に、立ハゼ葺き工法で屋根材を施工しております。
これは屋根材に継ぎ目をつくらずに、水上から水下まで一枚のガルバリューム鋼板で屋根を葺くと云う工法です。素材の強靭さと優れた施工技法でメンテナンスフリーの屋根を実現します。
屋根材にいくら耐久性があったとしても、結露などの要因で屋根下地合板を濡らしてしまう可能性もあります。住宅で通常使用されるアスファルトルーフィングは、夏の90度にもなる高温と冬の氷点下にもなる寒暖差で20年も経過すると、劣化し防水性を損なってしまいます。
ウッドシップの家では屋根材の下に設置する、防水ルーフィングにも最高の製品を使います。
防水ルーフィング自体にある特殊リブが、下地合板とガルバリュームの間に通水・通気の役目を果たし、長期間に渡って劣化を防ぎます。
高耐久ガルバリューム屋根材との組み合わせで、メンテナンスフリーを実現致します。
ウッドシップの家で採用している、板金職人が施工する鋼板メーカーのガルバリューム外壁材と、住宅メーカーのガルバリュームサイディングは別物です。
ガルバリュームサイディングの長さは4mと規格が限定されていますので、上下・左右で継ぎ合わせる必要があります。また窓周りは窯業系サイディングと同じ手法で、コーキングにて止水することが一般的です。
当社の使用する日鉄鋼板(株)の次世代ガルバリュームは公共施設などにも用いられ、長さもすべてオーダーします。高い7mもの壁も一枚の素材で施工することが可能です。
また、窓周りの防水も、インナーシール工法という板金職人の技術を使った、コーキングに頼らない、経年劣化とは無縁な手法で施工しております。
もし将来、取替えが必要になった場合でも容易に着脱が出来ることも他の素材にはない優位性です。
地球温暖化が進む現状で、シロアリはその活動範囲を広げています。また北多摩地域にはカンザイシロアリという外来種が蔓延しつつあります。
多くの分譲住宅、大手ハウスメーカーでは、シロアリが好むホワイトウッド・レッドウッドという輸入木材を使っています。シロアリを防ぐ方法として、一般に床下に殺虫薬を塗る方法が知られていますが薬剤の効力は5年程度しかありません。(公益社団法人日本しろあり対策協会)
50年安心して住み続けるには、シロアリに強い樹種を使用しそのうえで更なる対策として、構造材のホウ酸処理をご提案しております。
ホウ酸は自然の鉱物質で半永久的に劣化しません。防蟻性能も半永久的に保持します。アメリカ・オーストラリア・ニュージーランドなどの、環境対策先進国で広く使われています。人やペットには安全で、シロアリや木材腐朽菌には高い毒性を半永久的に発揮する、理想的な処理方法です。
当社では、土台・柱にJASに規定する耐久性区分で、最上級の樹種となる桧を使っております。
無垢の桧柱は集成材に比べ、樹齢の年数経過分だけ強度が増していきシロアリにも強い材です。
これが、法隆寺などの木造建築が1000年以上もっている理由です。樹齢千年の木を使うと千年以上もちます。
当社の柱は、奥多摩の樹齢60年以上の桧を人工乾燥し、一本一本強度測定検査したものだけを使用しております。生涯お住まいになる年数以上の耐久性が十分にあるものです。