犬と猫と暮らす二世帯の家(府中市)

  • 延床施工面積:121.72㎡(36.83坪)
           

※標準性能:

断熱等級6、耐震等級3、シロアリ15年保証、地盤20年保証、屋根材・外壁材ガルバリューム赤錆15年保証、東京ゼロエミ水準3仕様、子どもエコ住まい水準
※標準装備: 床下エアコン暖房システム、熱交換型同時吸排気換気扇、樹脂サッシ(アルゴンガス入り)、屋根セルロースファイバー断熱、食洗器・浄水器・ガラストップコンロ、タンクレス便器、ノンレール吊戸、無垢杉床板、LED照明

犬と猫と暮らす二世帯の家(府中市)2018年6月竣工

性能:断熱等級5 耐震等級3
仕様:樹脂窓Le複層Ar入り 床下暖房 全館冷暖房 シロアリ15年保証 屋根・外壁ガルバリューム

歩いて10分ほどの距離に大きな公園が点在する府中市の敷地に、犬と猫と暮らす二世帯住宅が完成しました。大きな西側の道路から約14mの敷地延長という土地なので、車や自転車も余裕で置くことができます。東側は畑に面していて、心地良い光を取り入れることができるため、東にバルコニーを設けた東向きのプランになっています。 親世帯の車イスにも対応した段差のないバリアフリーの玄関と、子世帯が利用する土間納戸付きの広々玄関など、世帯間のプライバシーを守りながら、それぞれの暮らしに合わせた工夫がいっぱいの家になりました。

2階がメインの生活空間になる犬と暮らす子世帯ですが、玄関には土間納戸と壁一面に造作棚を設けた3帖のホールやウォークインクローゼットと、1階部分に収納が充実しています。その先には子世帯が使う洗面室と浴室もあるので、愛犬との散歩で汚れてしまっても帰宅してすぐに綺麗にすることができます。

L型階段で2階へ上がると、東南角の吹き抜けに面したリビングダイニングの明るい空間です。東と南の大きな開口からは明るい光が差し込みます。畑に面した東側には視界を遮る建物がないので、窓からは広い空を臨むことができます。 この開放的なリビングの隣にはバルコニーに出ることができる3帖ほどのワンちゃんのための部屋があります。壁面には高い位置にオープン棚が設けられ、その下にはワンちゃん用のトイレやゲージを置くことができます。

バルコニーに面した東向きの部屋として、もう一つ6畳ほどの個室が用意されています。リビングとこの個室の間にあるワンちゃんの部屋は、リビング側を2枚の引戸で、個室側を格子戸で完全に仕切ることができます。お留守番や来客時でも狭いゲージに閉じ込められることなく、ゆったり過ごすことができます。格子戸なっている事で個室のエアコンの風がワンちゃんの部屋に流れ込む仕組みになっています。

対面キッチン上部の天井はラワンべニアで仕上げられ、白い壁面とのコントラストが美しい落ち着きを生みだしています。システムキッチンのカウンター収納、トール収納の他、造作のパントリーやサービスバルコニーもあるので、収納力も十分です。

親世帯と猫が暮らす1階のスペースは段差をなくしたフラットな玄関をはじめ、トイレと洗面室を一体にするなど、水回りもバリアフリーを考慮した空間になっています。居室も広々1ルームでオープンにすることで、状況変化に対応しやすいよう配慮をしています。床レベルに設置した小窓からお留守番中のネコちゃんが外を見られるようになっています。