タイル土間と繋がるリビングの家

小平市の北西に位置する閑静な住宅街に、趣味の道具を十分収納できる広いタイル土間の家が完成しました。敷地のすぐ近くには用水路があり、四季を感じながら水の流れを楽しむことができます。

ゆったりとした大判のタイルで仕上げられた玄関ポーチから中に入ると、広い土間空間が広がります。東西に5間、約9ｍの土間が1間幅で続きます。広さ9帖のゆとりの土間は趣味の道具が楽に収納できる多目的スペースです。
入って左手には収納棚が造作され、正面にはサーフボード用の収納スペースが、右手の壁面にはロードバイクを収納するためのフックが用意されています。
更に奥に続く土間からはキッチンへもアクセスすることができます。買い物の荷物は土間からパントリーへ直接収納することができます。

広い土間と繋がる1階の空間は、全て南の庭に面しているので日当り抜群の明るい空間です。キッチンからリビングまで東西に、土間からお庭まで南北にと伸びやかに視線が抜けていきます。

リビングの吹き抜けからアクセスする2階への造作階段は踏板の見える軽やかな階段です。線の細いスチールの手摺がより軽やかな印象にしてくれています。

吹き抜けに面した2階のホールには多目的に利用できる書斎コーナーが用意されています。2間幅のスタディーカウンターの背面には本棚が造作されています。

ホールからアクセスする主寝室には、オープンなクローゼットの他、更に奥に収納棚が造作された3.5帖のクローゼットがあります。十分な収納が用意されているので、余計な家具を置く必要はありません。主寝室の南のバルコニーには庇や目隠しになる手摺があるので、光を取り入れながら程よくプライバシーが守られています。また、このバルコニーは1階の大きな開口の庇にもなっています。