緑道を臨む三角屋根の家

都立小金井公園まで徒歩圏内のエリアに三角屋根が印象的な2階リビングの家が完成しました。シンプルな外観からは分からない、木の暖かみが感じられるお住まいです。すぐ隣には車の通らない緑道があるので、散歩やサイクリングを気軽に楽しむことができます。
平面図では綺麗な正方形のプランですが、杉板張りの勾配天井や所々の遊び心ある空間からはお客様の拘りが感じられます。

2階のリビングダイニングは、すぐ横にある緑道の借景を眺めることができる心地よい空間です。南に面しているキッチンからダイニングまでの約10帖の上部は、勾配天井でロフトまで繋がる大きな吹き抜けになっています。床板と同じ長手方向に揃えて貼られた板張り天井が、暖かみのある伸び伸びした空間を造り出しています。

1ルームで繋がるキッチンとリビングの間には両面から使えるオープン棚が造作されていて、緩やかに仕切られています。
リビングの奥には小上がりで一段高くなった小部屋が用意され、ここから更にロフトへ固定階段でアクセスすることができます。この小上がりの空間は、ピアノ室の他、書斎やベンチとしても利用できる多目的のスペースです。

南北の吹き抜けで2階と繋がるロフトは約10帖の広々スペースです。シンプルな手摺から見下ろすと勾配天井の板張りの先に緑道の緑を臨むことができ、別荘に居るような気分にさせてくれます。

1階の玄関から格子で緩やかに仕切られた小さなスペースには、丸い鏡とボウルアクセントになっている手洗いが、その向かいにはトイレがプランされています。便利な位置にあるので帰宅して直ぐに利用することができます。

ホールからは将来2部屋に仕切ることのできる子供部屋と主寝室へアクセスすることができます。
主寝室には壁一面の棚やクローゼットが用意され、奥にあるドアからは外の3帖ほどのワークスペースへ出ることができます。格子でプライバシーの守られたこのワークスペースではご主人がDIYを楽しむ予定です。